バツイチ女のアラ還生活~今と未来を生きる~

この5.6年、とにかく突っ走ってきた。これからは悠々自適に生活したい。今と明日を生きるそんな日常の日記です。

ドライブ最高!そして、89歳の母のこと

今日は、水曜日。お休みだよ。


非常勤講師の私の勤務は、


月火働き、水休み、木金働き、土日休み。


理想的な働き方にやっとたどり着いた。



午前中、ドライブしてきた。


暑いけど、快晴で山も湖もスッキリ見えて、とても気持ちがいい。


女2人のドライブ。とりとめないことを話して、


すがすがしい気持ちで帰ってきた。



お昼には帰ってきた。89歳の母がいるからだ。


今日は母のデイサービスもお休み。


家にいるときは、何もしないで大体ベッドに寝ている。



そんな母も、少し前まではいろいろな趣味があった。



母は中卒だ。あの頃は裕福な家庭しか高校に進学できなかったそうだ。


中卒で電電公社(現在のNTT)に就職した。


母は、「けっこう倍率が高かった」と自慢していた。


長年、電話交換手(今では死語だね(^^ ))として働いた。


民間のNTTに変わった頃、母は55歳。


電話交換手なんてもういらないし、どうやら営業に回されたらしい。


コミュニケーションが苦手な母が、営業なんてできっこない。


早期退職が優遇される(?よくわからないけど)と知って56歳で退職した。


それからは、茶道、華道、書道、ハーモニカ、シニアの大学、合唱など・・


4人の子育てでできなかった分、やりたかったことに没頭したようだ。


中でも「墨絵」の作品はすごかった。


家の建て替えで断捨離していたら、作品がいっぱい出てきた。


練習用の半紙、しき紙に描いたものや大きな額に入っている作品もあった。


絵付け皿の作品もステキ。飾らずに今使っている。

(作品の一部分)


なのに、今は寝ているだけ。


「まだお迎え来ないからね」などと言っている。




母を見ていると、「自分もそうなっちゃうのかな?」と不安になる。


でも、もう、やりたいことすべてやりきったのかな?


自分は、何か「やりきった」ことがあっただろうか?


何もかも中途半端で「やりきった」と思えることがないな・・・



いろいろ考えているうちに


他の人がどう思おうと、


自分が「やりきった」と思えることが重要なんだ


と思えてきた。


そして、今の母は、認知症気味でも身体は丈夫(悪いのは骨くらい)、


周りの人たちに助けられ支えられて、


悩みもなく、ストレスフリーで、幸せなんだろうな・・・と思う。




私には、まだまだやりたいことがある。


人生、これからだ。


悩みながらも、前向きに進んでいきたい。