合唱指導の苦悩はつづく
今日の安達太良山。
反対側も撮ってみた。稲の黄金色がまぶしい(☆。☆)
校歌の歌詞にもある
🎼♪黄金(こがね)の稲が幸歌う♫
家庭訪問である家にお邪魔したところ、
少し高いところに家があって、リビングの目の前が田んぼ一面で
素晴らしい眺めだった。
そこの地名は「上極楽(かみごくらく)」
本当にこれは「極楽」だ。と、感動したことを思い出した。
30年前のことだ。
あの時とこの景色はあまり変わってない。
コンビニもなかったこの町に一件だけセブンイレブンができたくらいだ。
さて、今日も音程の正しいテノール男子くんと
音程がとれないバスバリトンくんの3名が「絆」の練習をした。
「さくらーさく⤴あのひ」
先週より歌えてる。音程もまあまあ合ってきた!
実は、音程がとれなかったバスくんは、
ちゃんと歌ってみたらテノールっぽい声だとわかった。
声の出し方がわからず、低い声出せばなんとかなると思っていたのか・・・?
だいたい、
音程が悪い原因の1つが姿勢が悪いことだったりする。
丁寧に姿勢から直していく。
あまりしつこくやり過ぎると反感買って「やる気」なくなるし、
さらっと流しすぎると本気にならない。
駆け引きが難しい。
そこは長年の経験か年の功か、勘かな・・・?
ひとによって違うし。
授業時間は限られているから、適度なところで妥協点を見つけるしかない。
unis.ユニゾーン(みんなで同じメロディを歌う)のところは歌えるようになったのに、
div.ディビジ(分かれて合唱になるところ)になるとまたメッチャ低い声になって
オンチ君になってしまう。
なかなか手強い。
男子の人数が20人くらいいるなら、
1人や2人オンチ君がいても気にならない(気になるけどまだマシ)かもしれないが、
4人しかいないし・・・(^_^;
とにかく1フレーズを何度も何度も繰り返し練習する。
今日は「栄光の架橋」の練習もした。
出だしの音が低い。女子にはキツい音程。
「男声の聴かせどころだからね!」
「カッコ良く!」
自尊心を傷つけず、気持ちを高揚させる言葉かけ・・・
こんなところでも「士気を鼓舞する」ことが大事なのね。
「帰り道、歌いながら帰るんだよ!」
「お風呂でも歌ってね!」(近所迷惑にならない程度にね)
コロナ禍で歌ったり声を出したりすることが少なかった子どもたち。
できるだけ歌う時間を増やそうよ。
「声出すとなんかスッキリする!」
「歌うのが楽しい!」
そういう子どもたちが一人でも増えるように
私のハッタリはつづく・・・。
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