バツイチ女のアラ還生活~今と未来を生きる~

この5.6年、とにかく突っ走ってきた。これからは悠々自適に生活したい。今と明日を生きるそんな日常の日記です。

いよいよ合唱祭本番

昨日は秋晴れ。


本当なら、ドライブとか、布団干しとか、


衣替えの準備とか、したかったが、


『混声合唱祭』本番の演奏があったから、


一日中ずーっと演奏会場の中にいた。


秋晴れの天気、もったいなかったなあ・・・



89歳の母親を2泊3日のショートステイに見送り、


自分も出発したのが少し遅れたが、午前中のリハーサルには間に合った。


演奏者が全員そろったのがこの日初めてだ。


ステージに立つといつもの練習とは違う響きに驚く。


そんな経験は何回もしてきたが、自分の声しか聞こえないと不安になる。


でも、このホールの響きは嫌いじゃない



ステージ袖で出番を待つ。前の団体が歌っている。


「くちびるに歌を」・・・


私がやりたいと思っていた曲だ。


でも、そう思っているうちに他の団体が完璧な演奏して


全国大会で金賞・・・やられた!


「もう私の指揮では無理だ」と思った曲だ。でも好きな曲


聴きながら出番を待つ。なんとも言えない緊張感。



この日の演奏曲は5曲。


「汽車のうた」(演奏前後にセリフが入るとウケるので何回かこの曲を演奏している)
「みかんの花咲く丘」
「前へ」
「この星に生まれて」
「落葉松」


大体は暗譜しているが、楽譜を持つことにした。


いつもは気にならないのに、楽譜をめくるタイミングも気になったりする。


ステージ衣装も退団した方のものを譲り受けたので、少し小さめ。


後ろのファスナーもやっと閉めて、慣れないヒールの高い黒のパンプスを履いて、


いざ、ステージへ



スポットライトに照らされたステージで歌うのは、緊張するけれど、


気持ちがいい!


靴も衣装も小さめで



歩くもの立つのも息を吸うのもちょっと苦しい・・・


でも、夢中だから歌っているうちにそんなこと忘れて必死に歌った。


女性指揮者も「今日の演奏は良かった!」とは言わなかったけれど、


満足そうな笑みを浮かべていた。



高校時代の恩師も聴きに来てくれて、「きれいだったよ」と言ってくれた。


去年は「がっかりした」と言われていたので、


お世辞じゃないと思うとウレシイ(≧∀≦)



帰り道、1時間ほどのドライブとなった。


あ、演奏に夢中で写真撮るの忘れていたわ。


せっかく響きの良い「コミネス」に来たのに、


私は車のCMにも使われていた白河駅の素朴な雰囲気が好きで、


その写真も撮ろうと思っていたのに、


すっかり忘れ、日が暮れようとしたときに、車から降りてやっと撮った写真。



さもない風景となりました(^_^;

かすかに白い三日月が見えました。


今日も無事に過ごせて良かった。